中小零細企業の経営者様で、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)についてある程度理解されていて、且つ「資金繰り表」まで作成されている社長様は、かなり少数ではないでしょうか?
実際には、決算書を読み解ける経営者様は20%、「資金繰り表」まで作成している経営者様はわずか10%、と言われています。
昨今では⦅黒字倒産⦆という言葉を耳にすることが増えてきました。
資金繰り管理体制さえしっかり整っていればこんなことには…
非常に悔やまれますが後悔先に立たず…です。
帝国データバンクや東京商工リサーチの集計では、直近年度の倒産してしまった企業割合は1万件を超え、直近決算が黒字で「黒字倒産」した企業割合は30%を上回っており、黒字企業の資金繰り難を含む「休廃業・解散」は50%を超え、年々増加傾向となっています。
中小企業庁から毎年公表される(中小企業・小規模企業)白書では上記の事実に警鐘を鳴らし、正確に自社の状況を把握して、先回りして対策を打てる「資金繰り管理体制の構築」こそが、これからの時代を生き抜く鍵になることを示しています。
実は資金繰り不足には数ヵ月前から予兆があり、「予測資金繰り表」によって、未然に資金ショートを防ぐための手を打つこと、が可能になります。
このまま行ったら半年後に資金ショートしてしまう...
ここで投資判断をするのは適切ではないな...
今のタイミングならまだ大丈夫だから銀行に相談できる...
中小零細企業の経営は、長い目で見れば[山あり谷あり]であり、10年続く経営は企業全体の1割と言われています。
何か資金対策が必要になったとき、1ヵ月しか時間的猶予がなければ打てる手立てはなくなります。しかし3ヵ月の時間的猶予があれば打てる手立ては十分にあります。
つまり企業が[存続するか否か]の分水嶺は[未来予測をしているか否か]であり、
「予測資金繰り表」から未来予測をすることで、経営の安定感は格段に増します。
損益計算上は【発生主義】というルールで売上は計上されますが、実際に入金までに日数がかかれば手元に十分なキャッシュはなく、資金繰りは厳しい状況です。
実際に売上を獲得して損益上は黒字でも、資金ショートに陥れば企業は倒産します。
逆に損益上は赤字であっても、資金ショートを回避すれば企業は倒産しません。
損益上はどんなに黒字だったとしても、手持ちのキャッシュが不足して期中の支払いができなくなってしまったとき、資金ショートに陥ります。
これは人間で言ったら死を意味するのと同じで、企業では⦅倒産⦆ということになるのです。
そうならないために、いつ入金があって、いつ支払いがあるのか。
そして現在のキャッシュ残高に問題はないか?
これらをリアルタイムで管理していく大切なツールが、「資金繰り表」なのです。
この資金繰り表は【現金主義】というルールにより、キャッシュの動きをリアルタイムで把握するものです。
特に「予測資金繰り表」を作成し、未来12ヶ月先までの予測をすることで、資金繰りの不安から解放され、経営に集中できた結果、売り上げもUPした!という経営者様も多くいらっしゃいます。
資金繰り表は、まさしく【暗闇を照らす懐中電灯】と言っても過言ではありません。
実際に資金繰り表を作成している経営者様からは、「資金繰り表」がなければ安心して経営できないから「資金繰り表」は絶対に手放せない、と言われています。
是非、貴社のキャッシュを見える化する「予測資金繰り表」と「実績資金繰り表」を作成して、資金繰り管理を徹底していきましょう。
スマイル行政書士事務所では、資金繰り管理体制を構築するご支援を得意としておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。(^-^)
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